田舎へ行こう

定年後の移住体験記

コロナでおジャン

7月冒頭から三重県某市の「移住体験住宅」へ入居が決まっており、色々と準備を進めていたところでした。

現地へは4月の段階で入居できそうな話になっていたので、緊急事態宣言前に1度1人で偵察済で、体験なんでなんとかなりそうな感触は持っていました。


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それがコロナで延期になり、再度の7月入居決定なので、楽しみ半分不安半分でその気になって準備していたのです。

6月13日には、一番仲のいい釣り友でもあるMくんと現地を訪れ、当地の自然の豊かさを実感してきました。

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たまたま彼のお母さんの出身地が当地だったこともあり、彼も非常に気に入ったようです。


将来的には同じ街で暮らそうかなどと話していました。

だから入居期間の3ヶ月の間に空き家バンクの物件を物色し、気に入った家があれば賃貸若しくは購入することも頭にありました。


体験住宅で生活備品はほぼ置かれているので家にあるもので使える生活用品以外の物品の買出し。
夏なので虫除け対策用品や自炊のための調味料など、いそいそと買い込んでいました。

さらに、家の車は嫁が使うので、車を調達しなければならない。

3月の段階では嫁の兄さんの車が1台余っているので借りれる事になっていたのだが、コロナで入居が延期になったことでその車は他の人の所へ嫁にいったらしい。


中古のボロボロの軽自動車を買うか、マンスリーレンタカーにするか悩んだ結果、体験入居は最長3ヶ月なのでとりあえずマンスリーレンタカーを申し込んだ。

レンタカー会社を色々と調べ、一番安い軽の商用車で、一番安いところでナビ・ETC込でひと月(税込)25,300円である。



これで準備万端、入居の日を迎えるだけと思い、近しい方々にも夏休みには遊びに来てねと宣伝し終わった矢先…




あと1週間という時にスマホが鳴り、コロナのせいで再度の閉鎖、10月まで棚上げさせてください。再開時には私に優先的に入居して貰うとの連絡がきたのでありました。

田舎なので老人が多く、感染すれば重症化する可能性が高いと言われればいたし方ありません。

泣く泣く了解したものの、1人で放心状態に陥っておりました。



その後慌ててレンタカーのキャンセルや宣伝した方々へのお詫びなどアタフタとすませたのですが。


頭を捻ってみます。





10月まで棚上げと言っても原因が原因なのでその時に再開してるかはなんともわかりません。


10月まで待てば必ず入居できる確約があれば待ちもできますが、そんなものは欠片もありません。


すなわち、これはもう白紙になったと考えて、翌日には一からやり直すほうが自然だなと思うに至ったのです。


この段階で私の移住計画はゼロに戻ってしまいました。


つづく。