お裾分け
先日、某港で夕方に型のええアジが釣れて言うので、アジ釣りに出かけた。
既にO名人は数匹釣っている。
早速準備をして釣り始める。
仕掛けはグレ釣りのものそのまま。
先月に他の港でアジが釣れた時もこの仕掛けで良かったのだ。
名人は「アタリがあっても乗らん」とか「乗っても外れる」とか文句を言いながらも次々とアジを釣り上げているのだが、私は一向に釣れない。
すぐ隣でやっているのにである。
確かに撒き餌の違いはある。
名人はほぼ毎日どこかで竿を出しているのだが、「年金の半分はエサ代」と豪語するように、いつも美味しそうなオキアミと集魚剤が入った撒き餌を使っていて、滅多なことでボーズということは無い。
昨日もアジを100ほど釣ったと。
ちなみに名人は自宅の釣り用冷凍庫にオキアミを常備している。
私といえば、節約のため、常温保存できるアミエビを申し訳程度に入れているだけ。
しかしアタリがこないのだ。
その間も名人はポンポンと釣り上げている。
撒き餌の違いはあるが、先月は釣れただけに悔しい。
結局、暗くなるまで釣れず、片付けをしていると、「なんやよう釣らんのか、アジ持って帰れ」と名人が言ってくれ、3尾だけ頂き、その場で頭と内蔵を取って持って帰った。
加えて、「天然ワカメ貰ったからこれも持って帰れ」と、1人では食べきれないほどいただいた。
天然ワカメなんて食べたことないので、「どないして食べるの」と聞き、とにかく茹でたらええと合点。
お礼を言ってお言葉に甘えた。
アジは刺身、ワカメはワカメうどんで美味しくいただきました。
以前にはDVDなんかも貰いました。
名人いつもお世話になります。